石垣島のダイビング&マリンサービス
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「幻の島」で園児がツアー マリンショップ企画「地元知って」
地元石垣島の魅力を知ってもらおうと、マリンショップの「seaChan石垣島」と「マリンショップDo」は11日午前、へいしんこども園の園児を招待し、幻の島(浜島)ツアーを行った。
同マリンショップが地元の子どもたちに向けてツアーを開くのは初めて。
浜島は、竹富島と小浜島の島の中間にある砂浜のみの島で、潮の満ち引きによって、海面から現れたり消えたりするため「幻の島」と呼ばれている。
この日は、同園の園児 22人がツアーに参加。2隻の船に分かれて、大合唱しながら幻の島を目指した。
子どもたちは島に着くと、貝殻を拾ったり、走って遊んで、満喫した。
齋藤光希さん(6)は、 箱メガネを使い「海の中がきれいで、楽しかった」 と感想をした。
この日が誕生日だという松川詢聖君(6)は「ボートが跳ね上がるみたいに揺れて楽しかった」と笑顔を見せた。
今回のツアーは、石垣島出身の「seaChan石垣島」の斉藤光代表と「マリンショップDo」の玉城隼人代表が、石垣島の魅力をもっと地元の子どもたちに知ってほしいと企画した。
玉城代表は「自分も大人になって島に戻ってから『幻の島』を知った。
小さいうちから島の魅力を知ってもらいたい」と話した。
マリンショップは石垣島に300店舗ほどあるが、島出身の経営者の店舗は1割ほどだという。
「島の子の9割は高校を卒業したら一度島を出る。
帰ってきた時に、選択肢として観光の仕事にも興味を持ってくれたら」と期待した。
同マリンショプは、今後も同様の機会を作っていくという。